
おはようございます。青葉台駅徒歩3分のくつろぎ鍼灸整体院の石田です。
今日のニュースで歌手の橋 幸夫さんがアルツハイマー型認知症であることを公表されました。
最近、認知症介護基礎研修を受けたので、今日はアルツハイマー型認知症について書きたいと
思います。
アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く見られるタイプで、脳の神経細胞がゆっくりと死んでいくことで、記憶や思考、判断力などが徐々に低下していく進行性の病気です。
◆ 主な特徴
1. 記憶障害
最も初期に現れやすい症状。
直前の出来事を忘れる(例:「ご飯を食べたこと」を忘れる)。
忘れたこと自体を自覚しにくい。
2. 見当識障害
時間や場所、人の認識があいまいになる。
例:「今日は何日か分からない」「ここがどこか分からない」
3. 判断力や理解力の低下
複雑な家事や金銭管理が難しくなる。
話の内容が理解できず、会話が噛み合わなくなる。
4. 実行機能の障害
計画を立てたり順序立てて行動したりするのが困難になる。
例:料理の手順を忘れる、道順が分からなくなる。
◆ 病気の進行
初期:物忘れが中心(軽度認知障害との区別が難しい)
中期:日常生活に支障が出る(介助が必要になる)
末期:寝たきりになることもあり、会話や意思疎通が困難になる
◆ 原因
はっきりした原因はまだ分かっていませんが、
脳内に「アミロイドβ」や「タウタンパク」と呼ばれる異常なたんぱく質がたまり、神経細胞が破壊されることが関係していると考えられています。
◆ 治療法・対応
現時点では完治は困難ですが、以下のような方法で進行を遅らせる・症状を和らげることが可能です。
● 薬物療法
認知機能を改善・維持する薬(例:ドネペジルなど)
● 非薬物療法
運動・脳トレ・音楽療法・回想法など
◆ 予防のためにできること
規則正しい生活(睡眠・食事・運動)
社会とのつながりを持つ(会話・地域活動など)
脳を使う習慣(読書、パズル、楽器など)
鍼灸整体 脳の血流促進 自律神経の調整 運動機能、身体感覚の改善による
日常生活の自立度をサポート
認知症になる前から予防が大切です。
サポート出来る事は致しますのでご相談ください。