片頭痛

頭の左右どちらか、もしくは両側に、血管の拍動に一致したズキンズキンと脈打つような痛みが起きるのが特徴です。

吐き気や嘔吐を伴うほか、光や音などに過敏に反応する場合もあります。

痛み始める前に目の前がキラキラして、視界の一部が遮られるといった前兆を伴うこともあります（閃輝暗点せんきあんてん）。

原因の一つとして、ストレスです。

片頭痛は男性より女性に多に多い傾向です。

筋緊張性頭痛

筋緊張性頭痛は頭痛の中でも最も多い頭痛です。

ぎゅーっと締めつけられるような痛みが特徴です。

首から後頭部にかけてジワーっと両側が痛むような症状で、首コリ、肩コリ、背中のコリ、目の疲れ、めまいをともなうことがあります。

原因は、頭部周囲の筋肉の緊張や血行不良が原因と考えられています。

長時間の同一姿勢を続けるうちに首や肩の筋肉がこわばってしまったり、身体的・精神的なストレスなどから身体の筋肉や神経に緊張を与えたりすることが引き金となることもあると考えられています。

このほか、原因のひとつとなり得るのが眼精疲労。パソコン、スマートフォン、TVの見過ぎなどで目が疲れると、首や肩の筋肉に緊張を強くしてしまいます。

上記以外でも最も気をつけなければいけないのが、くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、髄膜炎、脳動脈解離、慢性硬膜下出血です。

痛みがいつもと違う、手にしびれがある、言葉が話しづらいなども伴う場合はすぐに病院でみてもらいましょう。